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JA信州諏訪

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ダイコン農家 中村士朗さん/今年度の反省生かし、来年へ繋げる

 JA信州諏訪管内の茅野市で今年度、中村士朗さん(34)がダイコン農家として新規就農しました。同市のほ場で「夏の翼」「NIKURA」など5品種を栽培し、10月に秋作の出荷を迎えました。「農家の厳しさを実感した1年」――。そう振り返るが、気持ちは前向き。課題への具体的な改善策を模索し続けながら、来年度の準備を着々と進めています。

 

 中村さんは鹿児島県出身。高校を卒業し、自衛隊員での任務や大学で学んだ後、平成29年からは東京都で新聞奨学生として、朝夕に新聞配達をしながら専門学校に通いました。この期間、地方の過疎化や東京一極集中問題の新聞記事が日々掲載されていることを知り、「農家になって地方の活性化に貢献したい」と、父重郎さんの持ち家がある茅野市で就農を決意。JAのすすめで令和元年から2年間、同市でダイコンを栽培するベテラン農家今井忠さんのもとで農業研修を行いました。

 

 令和3年4月に独立。農業資材やほ場の整備を進め、8月6日から秋作の種まきを行いました。2カ月後の10月11日から収穫を開始。同市のJA北部集荷所に1日50~80箱(1箱10㎏)を出荷します。

 

 現在、1人で全ての作業を行うため、自動洗浄機・選別機を導入。ダイコンをセットすると作業レーンで運ばれて水洗いされ、重さが測られた後、「3L、2L、L、MとS」の規格ごと自動的に分けられるようになっています。2~3時間で最大80箱ほどの出荷準備を整えることができるといいます。

 

 課題は品質。「ほ場によっては、3分の1ほど虫食いになってしまった」と悔しさをにじませます。同市のJA北部集荷所への集荷の際は、必ず職員に出来栄えや市場からの問合せ有無を確認し、「JAからは『出荷できているダイコンに問題はないので、この調子でしっかりやってほしい』と太鼓判を押された。ロスを減らせるよう、防除時期の見直しなどの改善策を考えているので来年からは実行したい」と前向きに語ります。

 

 今年度の出荷は10月末で終了。11月からは今年度の反省事項を振り返り、次年度の経営計画を樹立し来年度に向けた準備を行います。

 

 「応援してくれる家族や親せき、支えてくださる農家や地域、JA職員の皆さんに恩返しするためにも、2~3年目は勝負の年だと思い、一生懸命取り組みたい。自分が成功したら、都会から移住して農業をやってみたいと思う人も増えるかもしれない。諏訪地域の活性化に貢献できたら、うれしいですね」と抱負を語っています。

 

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写真=自動選別機を使って効率よくダイコンの洗浄作業を行う中村さん

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