カーネーション出荷本格化
JA信州諏訪管内で、カーネーションの出荷が本格化しています。7月~9月の最盛期に向けて数量が増加。同管内は、年間約10万ケース(1ケース100本)の出荷量を誇る日本一の産地です。
今年は5月15日にスタンダードカーネーション5ケースが、富士見町の花き共選所に初出荷されました。管内ではピンクや白、緑など、色とりどりの品種が100種類以上作付けされており、主に関東・関西・中京の市場へ出荷されます。
富士見町の生産者半田航志さん(50)は、パイプハウス14棟(28アール)でピンク、赤、緑など7品種を栽培しています。採花後、日持ちをよくするために鮮度保持剤を吸わせ、長さを切り揃えて箱詰めする。多い日で20~25ケースを出荷します。
半田さんは「春先の高温で、生育は例年より1週間ほど前進したが、ハウス内の温度と水管理を徹底し、品質は上々。多くの人に手を取ってもらえるような花を育てたい」と意気込みを語ります。
カーネーションを収穫する半田さん
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