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JAの小玉スイカ市場出荷2年目 原村の野明和治さん

  JA信州諏訪の新規栽培推奨品目「小玉スイカ」の出荷が8月上旬、最盛期を迎えました。夏場の新たな収入源として、2021年に試験栽培、市場出荷を始め、2022年から管内の希望者に栽培を提案している品目。大阪府の市場へ順調に輸送されています。

 

 原村の野明和治さん(63)は長年、ブロッコリーやスイートコーンを生産しています。小玉スイカは2022年、JA営農部職員の提案を受けて栽培を始めました。

 

 2023年は5月17~20日、同村のほ場(5アール)に小玉スイカ「ピノガール」の苗130本を定植。摘芯、整枝、受粉などの作業を毎日細やかに行い、8月5日、初出荷を迎えました。

 

 野明さんは着果棒を用意して収穫日を明確にしています。8月8日は、家族ら4人で黄色の着果棒を目印に小玉スイカを収穫。コンテナに運び込んだ後、作業場で磨き上げ、箱詰めを行いました。翌9日、JA原村営農センターに出荷しました。

 

 野明さんは「小玉スイカは栽培に手間はかかるが、甘くとてもおいしい。核家族化で需要も見込めると思うので、来年も栽培したいと考えている」と話しています。

 

 営農部農業振興センターの仲井昇吾主任は「今年は高温の影響で昨年に比べ収量が少ないが、出荷いただいているものは糖度が高く、シャリ感がある。JAの栽培推奨品目なので、ぜひ来年も多くの人に栽培してもらいたい」と呼びかけ、規模拡大に意気込んでいます。

 

小玉スイカ出荷.jpg小玉スイカを収穫する野明さん(写真左)ら