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JA信州諏訪

JA信州諏訪の「農作物」

野菜詳細農作物・加工品 紹介

ダイコン

県内屈指の生産量を誇る当産地!良質でおいしいダイコンを食卓にお届けします。

daikon.JPG  ダイコンの原産地は、地中海沿岸・中国南部(華南)・中央アジア・インドなどさまざまな説があります。色・形も国によりさまざまで、日本では白く長いダイコン、欧米では小型の二十日ダイコン、スペインやロシアでは黒ダイコン、中国は中が赤い紅心ダイコン(※日本のルーツと考えられている。)などがあります。古くは「スズシロ・オオネ」と呼ばれ、中国南部から8世紀頃に渡来したと考えられています。『日本書紀』は於朋泥(おほね)との記載があり、後に大根(おおね)という文字があてられ、江戸時代になってから大根(ダイコン)と読むようになりました。
 特に注目は、根に多く含まれる「ジアスターゼ」。これは消化不良を改善させ食欲不振を解消する働きがあります。熱に弱く加熱してしまうと作用が失われるので、効果的に食べるには、ダイコンおろしが一番!ただし、生で食べると体を冷やす作用もあるので、胃の冷えやすい人は調理法に注意しましょう。
 県内屈指の生産量を誇る当産地は、八ヶ岳山麓に位置することから、冷涼な気象条件を活かして生産されるため、良質でおいしいダイコンができます。管内は主に茅野地区で栽培されており、6月中旬から11月上旬まで出荷が行われます。
 安全安心への関心が高まる中、より一層の減農薬・減化学肥料に努め、消費者の方が安心して食べていただけるダイコン栽培を心掛けています。

ダイコンの葉は緑黄色野菜の仲間です。

 一般に根を食用とするため、流通段階では葉を切り揃え出荷されることが多く、葉を食する機会は少なくなりました。しかし葉は根の5倍近いビタミンCを含み、根には全く含まれないビタミンAをたくさん含んでいます。さらに、ビタミンB1・B2、 カルシウム、鉄と栄養成分は豊富です!