私たちは、食と農を守り 組合員と地域に愛されるJAをめざします

JA信州諏訪

JA信州諏訪の「農作物」

野菜詳細農作物・加工品 紹介

黄瓜(きうり)・トマト

tomato.pngインドが原産のウリ科蔓性一年草。黄色の五弁花をつけ、果実の緑色は熟すると黄色になります。きゅうりは、「きうり」の発音が長音化したもの。現在では緑色の果実を食用するのが一般的ですが、昔は熟して黄色になった果実を食べたことから、黄色の瓜で「黄瓜(きうり)」と名づけられたとか・・・。
当JA管内は、諏訪湖周760mの地域で生産が盛ん。栽培はハウス・雨よけ・露地の3形態。出荷期間は、4月から10月と長期に渡り、地場消費と主に関東方面に出荷しています。夏場は、ハウス内の温度が40以上にもなる中で行われるため、水分調節や夏やけ防止対策として、風通しを良くするなど冷涼な諏訪地域の気候条件をうまく活用して作業が行われています。
近年は「見た目・色つや、そして歯ごたえの良い食感と甘みのバランスがちょうど良い」と評判です。ぜひ一度その食感をお試しください。 

 

トマトの故郷は南米のペルー、エクアドル。アンデス山脈の麓から最高3000mにかけての地域です。 そのまま丸かじりしてもよし、絞ってジュースにしてもよし、青々したままを刻んでピクルス(漬物)にしてもよし、サラダ・スパゲティに・・・と食べ方・調理法はさまざまです。また、トマトに含まれる「リコピン」は生活習慣病の予防効果が高いこ とでも注目を集めています。トマト栽培は、育苗期間(種を蒔いてから苗を定植するまでの期間)でその年の出来(良質・収量)がほぼ8割から 9割が決まります。作型は、春から夏場にかけて出荷を行う「促成栽培」と秋まで出荷のできる「抑制栽培」があります。年間を通しての作業となるため農家は一時も気を抜くことが出来ません。
信州諏訪管内の主な品種は、甘みと酸味のバランスが整った「桃太郎」、肉質と日持ち性が大変良い「麗夏」です。出荷は4月中旬からはじまり最盛期は7月から8月。主に名古屋・東京方面に出荷されます。また、地元の農産物直売所でも売られています。
店頭に並ぶ色艶やかなトマトには農家の愛情が込められています。是非一度ご賞味ください。