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雪害で倒壊のハウス/小松組合長が状況確認
当JAの小松八郎組合長と両角善太郎常務は14日、11日に降った季節はずれの雪で倒壊した原村内の農業用ハウスへ出向き、被害状況を確認しました。復旧へ向け解体作業が進んでいるハウスがある中、手付かずの現場もあり、生産者に声をかけて激励しました。同村内は11日、局所的な雪に見舞われ、重みでセルリー、ホウレンソウ、カーネーション、トルコギキョウが作付けされていたハウスなど30棟が全壊する被害がありました。
花き栽培ハウス4棟が被害を受けた40代男性は、11日午前中、自宅にある育苗ハウスで作業していました。自宅付近は雨でしたが、念のため様子を見ようと3キロほど離れたハウスへ行き、倒壊を見つけたといいます。
男性は、「この雪は、想定外だった。倒壊の影響で販売額が2割ほど減ると思う。再建の費用も重荷」と肩を落とします。
トルコギキョウを定植したばかりのハウスが被害を受けた日達義明さん(33)は、雪害の翌日から家族4人で手分けして倒壊したハウスのパイプをカットしたり、使える部材を選り分けたりする作業などに追われていました。米づくりの準備も気にかけながら作業を急いでいます。
日達さんは、「17日に施工業者が再建を始める。ハウス内のトルコギキョウは雪でつぶされてしまったものもあるが、できるだけ活かせるようにしたい」と慎重に管理しています。
小松組合長は、「総力を挙げて復旧に努めたい」と話しています。
復旧へ向けてハウスの解体作業を進める生産者ら(14日午前11時頃、原村)
倒壊したハウスへ出向き状況を確認する小松組合長(14日午前10時頃、原村)
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