私たちは、食と農を守り 組合員と地域に愛されるJAをめざします

JA信州諏訪

JA信州諏訪の「農作物」

野菜ブログ

上野大根の漬け込み行う 上野大根加工組合

 上野大根加工組合は25日、諏訪市豊田の上野公民館隣の加工所でたくあんの漬け込みを行いました。今年は約1万6000本を漬け込み、来年3月上旬に出荷する予定です。

 

 組合員ら11人が参加し、手際よく作業しました。漬け樽へあらかじめ天日干したダイコンを敷き詰め、砂糖や塩、いりぬかを被せた後、甘みを出すために柿の皮、香り付けとしてナスの葉を入れます。樽がいっぱいになるまでこの作業を繰り返しますが、熟練揃いの組合員らが息を合わせ、1樽(ダイコン約600キロ分)を40分程で仕上げました。この後、樽に重石を乗せ、2月下旬まで定期的に水の管理をしながら味をしみ込ませます。この日は6000本を漬けました。

 

 笠原正夫組合長(68)は「長年この作業に携わっているが、時代とともに人々のニーズに合った味付けをしている。近年は塩分が少し控えめで、口あたりがよくなっている。味には自信があるので、出荷を楽しみにしていてほしい」と話しました。

 

 上野大根はかつて、自然交配による形状のバラツキや、採種量の減少によって生産が危ぶまれたこともありましたが、平成元年から信州大学農学部や諏訪農業改良普及センターなどの協力を受けて育種に取り組み、7年の歳月を経て収量と形状が安定した「F1種子」が完成。尽力を重ねた女性達への感謝もあって、「諏訪湖姫」と命名され、平成12年に品種登録。現在は信州の伝統野菜に認定されています。

 

上野大根漬け込み.JPG

大きな樽に上野大根を敷き詰める組合員